2018年10月
« 7月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

~第14章~ 動物印材

  ■動物印材  一般的な動物印材としては、象牙や水牛がありますが、 今回はちょっと珍しいマンモス、カバ、クジラ、羊の印材を ご紹介します。      ■マンモス  ワシントン条約により象牙の輸入が禁止になった為、 その代用品としてシベリアなどの凍土から発掘され、 牙が印材として使われるようになりました。

 すでに絶滅しているので希少性が高く、 象牙と比べるとやや黄色がかっていますが、 良質な物は象牙と区別がつかないくらい美しいです。  材質の特徴は象牙とほぼ同じで、一生使えるハンコです。

 

  ■河馬(カバ)     

 アフリカの川や沼や湖に生息するカバの 牙からつくられる印材は、非常に目が少なく、 高い硬度を持っています。

 見た目も特徴も象牙とほとんど変わらない、 高品質な印材です。 

 

 

   ■マッコウクジラ  マッコウ鯨の牙からつくられた印材は、 淡黄色で、象牙よりもやや硬くて、 美しいツヤがあり、象牙に代わる 高級品として注目されています。

 捕鯨制限の為、ハンコ向け素材として 供給量が少なく、希少性が高いので、 お値段が張ります。 (良質なものは数十万円位します・・・。)

 

    

■シープホーン  シープホーンとは、ヒマラヤ地方に生息する 羊(シープ)の角(ホーン)からつくられた印材で、 色は綺麗な透き通った赤茶色です。

 硬さや粘りにも優れていて、朱肉のつき具合や 押印性も良い感じです。注意点は、主成分が たんぱく質で虫に食われやすいので、必ず ケースに入れて保管するようにしてください。

 また、乾燥にも弱いので、年に一度は椿油 などで油分の補給をするととても長持ちします。

 

 

■最後に  象牙、マンモス、カバ、マッコウクジラは色も特徴も似ているのですが、 お値段は希少性や質などによって変わってきます。  ————————————————- [...]